サイマル演劇団

 

『ヤポネシア』原作/島尾敏雄、島尾ミホ

構成・演出/赤井康弘

キャスト:葉月結子、山本啓介、岩澤繭、安孫子大輝

スタッフ:照明/佐瀬三恵子 音響/山田尚古 宣伝美術/伊東祐輔

 

劇団URL https://www.subterranean.jp/simulengekidan

 

チケット予約アドレス https://stage.corich.jp/stage/103687

 

公演日時

12月5日(木)20時 

12月6日(金)20時 

12月7日(土)15時/19時 

12月8日(日)15時

 

チケット料金 一般3,000円 学生2,000円

 

サイマル演劇団:演出家・赤井康弘のほぼ一人劇団。'95年仙台で旗揚げ。'00年東京に拠点を移す。以降、古典作品を上演。俳優の身体性を軸に、物語から距離を持ち、そこから離れようとする身体と近づいてしまう精神とのせめぎ合いを、硬質な身体と独特の発話で、主に不条理劇、前衛劇として上演。

代表作に、シュルレアリスムの代表的小説を扱った「ナジャ/狂った女たち」(A・ブルトン)等。'17年には韓国・礼唐国際演劇祭に招聘された。

 

作品について:島尾敏雄、島尾ミホの複数の作品から引用され、構築される。日本語での上演を主とするが、日本を東北、南島から俯瞰する、島尾敏雄が提唱した「ヤポネシア」の概念を踏まえ、言語に頼る物語から脱構築していく。演劇は文学に隷属することなく、自立していくのだ。21世紀の古典を目指していく。


劇団イェチョン

 

『フュージョン沈清伝』作: イ・スンウォン

演出/イ・スンウォン

照明/キム・ミヌ、演出助手/イム・サンスン

出演: ユ・ビョンソン、イ・スジョン、ユ・ミギョン、チョ・ヨンギル、キム・ヒョンジン、イ・ドギョン、イム・ジェピル、キム・デファ、ムン・ドウォン

 

劇団URL

http://blog.daum.net/yechon1993

 

チケット予約先

info [at] subterranean.jp

tel : 080-4205-1050

 

公演日程

12月14日(日)19時

12月15日(日)15時

 

チケット料金 一般3,000円 学生2,000円

 

劇団イェチョン:劇団イェチョンは韓国で20年以上活動している劇団です。ドラマを伝統的な演技要素で解き、他ジャンルの多元的要素まで加え、独自のレパートリーを開発しました。古典の再解釈で、実験的で独創的な作品との評価を得ています。15年ロシア・サンクトペテルブルグで開催された国際演劇フェスティバルに韓国から初受賞する快挙を達成し、16年フランス・アビニョンの象徴であるバルコン劇場の招聘公演で全席売り切れとなるほど愛され、17年は板橋ビューネに招聘され、好評を得ました。

 

作品について:シム・ハッキュという盲人が暮らしている。彼の妻は臨月で肺病を患っているが、娘を出産して死んでしまう。シム盲人は娘にもらい乳を与え、一日一日をやっとのことで暮らしている。一方、巫女ペンドクは、もらい乳に歩くシム盲人を見つけ、憐れみを感じる一方でお金を横取りするつもりで接近し、一緒に暮らし始める。優しく親切だったペンドクは徐々に本性を現し、シムに物乞いを強要して、別の男と去っていく。そうした中、娘はシムの目を見えるようにするためにナムギョン上人に売られていくが…


街の星座

 

『春と修羅.ep』作 宮沢賢治

構成演出 豊川涼太

キャスト:小熊洋貴、山口もね、直井美海、塩入匠

(以上、街の星座)

香村泉希、田端優一、他

 

劇団HP

https://machinoseiza.wixsite.com/machiza

 

公演日時

12月25日 15:00

12月26日 14:00/20:00

12月27日 14:00/20:00

12月28日 14:00/20:00

12月29日 14:00

 

予約フォーム

https://www.quartet-online.net/ticket/harutosyura

tel : 080-5733-3955

 

チケット料金

一般 2,500円

U-22 2,200円

 

街の星座について:街の星座は作演出の豊川涼太を中心とする劇団。POPでどこかおかしな世界と人たちと

その根底にある社会や不条理を描く。過去作品に「呪いのほどき方、その結び方」「夏の夜の夢」

10月に上演する「銀河鉄道の夜」と合わせて、宮沢賢治の作品を上演するプロジェクトを行なっている。

また、同作品で礼唐国際大学演劇祭へ参加予定。

 

作品について:街の星座による宮沢賢治作品上演の第二弾。いくつかの物語と詩(心象スケッチ)を1つの演劇作品として再構成。いわばリミックスによる宮沢賢治作品集。厳しい自然の中で、農民として生きる道を選んだ宮沢賢治の理想郷『イーハトーブ』とは何か。東京の街を生きる私たちと、岩手県花巻市を生きた賢治。時空間の境界を探るミニアルバム。


Andorra Project

 

『Andorra』作:マックス・フリッシュ

演出:イ・ジェサン

スタッフ:照明/イ・ナグ  音楽/内田学 メイク/イ・ジヨン 演出助手/ 菅沢晃

出演者  菅沢晃、清水久未、小森理、渡部朋彦、中島陽子、妻鹿有利花、蔭山恵美、小八重智、岡本弦、

  木村香織 、渡辺かおり、ぺ・ミヒャン、青木克美、大内田淳、川口真奈良、ポール・レイヤー、サーシャ・チェルニホフスキー、

   張嘉頴 、イ・ジェサン、ヤン・チャンワン、チェ・ユンジュン、ヤン・ウニョン、 イ・ガンドク、クォン・フン、

  カン・リュンソク、ハン・テヨン、ユ・ムソン、ムン・イジ 

 

チケット予約アドレス

theatreatman [at] gmail.com

 

公演日時

1/15 (水)19:00

1/16(木)14:00/19:00

1/17(金) 14:00/19:00

1/18(土) 13:00/18:00

1/19(日)14:00

 

チケット料金

前売当日共に3000円

 

Andorra Project:アンドラ・プロジェクトは、多国籍連合公演である「Andorra」のために結成されたプロジェクトグループである。日本と韓国の俳優たちを中心にアメリカ、香港、イスラエル等の俳優がともに参与し、4つの劇団が中心となり結成されたが、それ以外の別の劇団のメンバーも個人的に参与する多国籍プロジェクトグループだ。

 

作品について:「Andorra」は、スイス出身でありながらドイツ戯曲の巨匠と呼ばれる劇作家マックス・フリッシュの代表的戯曲だ。ヨーロッパのAmdprraという国を中心に巻き起こるこの仮想の事件は、ちらりとドイツの歴史と反ユダヤ主義を描いているように見えるが、事実は差別と人間の二重性の問題を描いている。


楽園王

 

『授業』作・ウジェーヌ・イヨネスコ

構成/演出・長堀博士

出演・杉村誠子、日野あかり、仲居凛、岩澤繭ほか

 

作品について:一つのカンパニーが、何年も同じ演出作を同じ演出にて上演できることが、その劇団がある種の力を持っている一つのバロメーターになると考えています。イヨネスコ『授業』はそんな作品。過去には、利賀演出家コンクールにて優秀演出家賞受賞、BeSeTo演劇祭や現代劇作家シリーズを経て、板橋ビューネでは札幌と雲南にて。代表作の上演です。

楽園王:楽園王とは:楽園王は、1991年に劇作家だった長堀博士が自身の手で自作を上演する場として活動を開始。2001年から「利賀演出家コンクール」に連続出場し、'04年に優秀演出家賞を受賞したことを契機として、古典戯曲や文学作品もレパートリーに加えている。「戯曲」を「詩」と同義の文学と捉え、単に意味を伝えるだけではない、独特の、美しい言葉表現の舞台作品を上演。

 

公演日時

1月21日(火) 20時開演(A)

1月22日(水) 20時開演(B)

1月23日(木) 15時半(B)&20時開演(A)

1月24日(金) 20時開演(B)

1月25日(土) 17時半(A)

1月26日(日) 12時(B)&17時半(A)

 

*AとBでは出演者が異なります。詳細は楽園王ホームページ等にて。

開場は開演の30分前。

 

料金

前売2,500円

当日3,000円

学生(前売/当日共)2,000円

リピーター割引(事前予約可能)1,500円

 

ご予約/詳細 http://www.rakuenoh.tokyo/


雲の劇団雨蛙

 

『屋上庭園 他』作 岸田國士

演出 岡田和歌冶/遠藤彗(雲の劇団雨蛙)

出演 伊藤舞 他

 

劇団HP

https://kumogekiamagaeru.wixsite.com/official

 

チケット予約

kumogeki.amagaeru [at] gmail.com

 

公演日時

2月14日 20:00〜

       15日 14:00〜/18:00〜

       16日 14:00〜

 

チケット料金

2,800円(前売)

3,000円(当日)

 

雲の劇団雨蛙:2012年9月に広島で行われた劇王X中国ブロック大会より始動。2017年利賀演劇人コンクール奨励賞受賞。島根県出雲市に拠点を置き、北は北海道、南は福岡と全国14都市で公演。『演劇ができるところならどこでも行く』フットワークの軽さを売りとして活動している。劇団内に複数の演出家・作家がいる技術部集団として、それぞれが自由に活動していくスタイルをとっている。それぞれが自由に活動していくスタイルをとっている。

 

作品について: 雲の劇団雨蛙の演出部の2人で、岸田作品をいくつか上演致します。日本語の演劇とは、何かを現代の感覚から覗き、境界線を探していきたいと思います。