『授業』(作:ウジェーヌ・イヨネスコ)
<島根公演>8月27-28日 <東京公演>9月8-10日
演出:長堀博士
キャスト:久堂秀明、杉村誠子、村田望、岩澤繭
home[at]rakuenoh.tokyo
090-8894-5904
http://www.rakuenoh.tokyo/
『財産没収』(作:テネシー・ウィリアムズ):島根公演
『かもめ』(作:アントン・チェーホフ):東京公演
<劇団紹介>
雲の劇団雨蛙は島根県出雲市と東京に拠点を置きながら、累計18都市200ステージ公演を実施。北は北海道、南は福岡まで全国各地に出没している。活動としては、幅広い作品の演出からオリジナル作品上演、プロデュース公演と多岐に渡る。第一回かもめ短編演劇祭にて4位入賞。また、毎年10月には全国で出会えた劇団を招いて出雲にて雲劇祭を開催している。
<作品紹介>『財産没収』
線路の土手の上を歩いてくる少年らが出会って交わす会話で構成された芝居。
ウィリーは両親がなく、姉アルヴァを亡くして天涯孤独、法的に没収された家屋に隠れるように住んでいる。そして、売春婦だったアルヴァの客を引き継いで生きていこうとしている。性差、憧れ、定められた生き方。少年らの生の危うさを描いた作品。
演出:白栁透
キャスト:森髙悠太郎、池田展晟、嘉村梨沙子
スタッフ:白栁透
<作品紹介2>『かもめ』
テキストレジ:サカモトエリ
演出・構成:岡田和歌冶
出演:大原志保子(劇団ハタチ族)、牧場ミドリ、吾郷愛子、大畑和樹
(…以下、雲の劇団雨蛙…)
朝日山裕子、サカモトエリ、中島瑛子、曽田真吾、白柳透、川端和孝、具志堅葉介、
次原けんや 他
kumogeki.amagaeru[at]gmail.com
http://kumogekiamagaeru.wix.com/official
『別の場所』(作:ハロルド・ピンター)
<劇団紹介>
95年、仙台にて旗揚げ。アトリエ公演を数多く上演した。仙台演劇祭、大世紀末演劇展等に参加。東北を縦断したツアーの後、00年に拠点を東京に移し、タイニイアリス等で公演を行った。06年よりサブテレニアンを拠点に活動中。発語の強さと速さを軸に硬質な芝居を作り続けている。代表作に「授業」「Peste≠Peste」「ナジャ/狂った女たち」等。
<作品紹介>ノーベル賞作家ピンターの短編「家族の声」「いわばアラスカ」「ヴィクトリア駅」3本を同時上演。不条理な人生を表現し、自分本来の在り方、自分が本来属している場所を失った人物を扱った作品。
演出:赤井康弘
出演:葉月結子、山本啓介、海老原恒和、川原洋子(劇団桟敷童子)
予約アドレス:yoyaku[at]subterranean.jp
問い合わせ先:080-4205-1050
劇団URL: http://www.geocities.jp/simulengekidan/
『三人姉妹vol.1』(原作:岸田理生)
<集団紹介>
2005年、20代女性12名でワークショップをベースにした<集団創作>開始。前身は演劇集団アジア劇場メンバーの創立による制作組織シアタープラン・テラ。テラは90年代に海外での国際共同製作や多数の国でのワークショップを実施。今年はテラ創立30周年、多年齢世代集団として身体を軸に実験的な舞台創造をめざすと同時に日常に対する<隠れ家>であり<秘密基地>、そして<駆け込みテラ>としての演劇の場作りをめざす。
<作品紹介>
岸田理生の原作は没後未公開作品。敗戦の日、地方都市に疎開した三人姉妹のそれぞれの<心象のドラマ>を描く。「もはや戦後ではない」と1956年に言われ、復興と経済成長を果たし<平和国家>という新たな物語が作られた1980年代。そして再び戦後※年が言われ出す。<アフタードラマ>はどこまで続くのか?未来永劫まで戦後なのか?それともまだ戦中なのか?<歴史と物語>の意味を換骨奪胎、これこそナンセンスの極み。
構成・演出:林英樹
出演者:井口香、横山晃子、若林則夫、岸俊宏、関山ゆみ、加藤明美、長尾みわ、中山豊子、渡邉大晃、深沢幸弘(鬼面組)、相良ゆみ(舞踏)ほか
terra029644[at]gmail.com
問合せ:070-1321-1803
http://www.geocities.jp/terra2001jp/
『 「不条理を調理する」‐イヨネスコの「授業」、「欠陥」、ベケットの「大団円」‐』(原作: ウジェーヌ・イヨネスコ、サミュエル・ベケット)
<劇団MIRレパートリーとは>
2007年、平均活動期間15年以上の中堅演劇人たちが集まり結成した団体で、「芸術としての演劇」、「生きている演技」、「人間の魂の進歩」をモットーに活動している。
興業中心の運営を掲げ、創作劇の開発はもちろん、古典のレパートリー化に力を入れている。
多様な国際交流及びレパートリーの高官と常時ワークショップを通じた劇団の力量の強化に力を入れている。
日本・東京の劇団ATMAN、東京ノーヴイレパートリーシアターと姉妹劇団を結んでいて、ロシアのアニシモフ財団と協力関係にある。
<作品紹介>
この作品は各々人々の疎通不在による暴力的狂気、人間の虚偽意識、自分の世界に陥没した芸術家の全体主義的統制などを描いている。
とても喜劇的な作品の中の世界は、現代社会と驚くほど似ている。今日、人々は疎通の不在による隙間を敵対感で埋めていて、偽りの名誉に幻惑され、さらには最も自由な芸術まで自分の尺度に合わせて統制したがる。
今回の公演を通じて、観客たちは愉快な芝居の裏に隠れた現在の冷酷な世界に傷つくだろう。そして、その傷を癒すために何をすべきか考えるだろう。
演出:イ・ジェサン(李哉尙)
出演者:キム・イェギ、ヤン・チャンワン、イ・ハンソル、チェ・ボナ、他
問い合わせ:板橋ビューネ実行委員会 または theatreatman[at]gmail.com
https://www.facebook.com/theatermir/
『戦場のピクニック』(作:フェルナンド・アラバール)
<劇団紹介>
劇団ペリカンに所属している田中達也が今回初めて演出に挑戦するということで、様々な所から集まった役者集団。
普段劇団ペリカンではハートフルな現代劇を主として活動しているが、今回はその枠を抜けナンセンスとも言えるフェルナンド・アラバールの作品に挑戦する。
<作品紹介>
兵士ザポは戦場にいた、慰問ということでそこに突然ザポの両親がやって来てピクニックを始める。ザポにも一緒にお茶をしようと言う。ザポは困惑したまま戦場での不思議な一家団欒が始まったのも束の間、敵軍の兵士が現れて…不条理世界が繰り広げられる。
演出:田中達也(劇団ペリカン)
キャスト:板谷悠輔、岩澤繭、新垣 夢、高山真希、名波咲希
respect.mayn.1028[at]ezweb.ne.jp
080-3701-5989
『変身』(原作:フランツ・カフカ)
<劇団紹介>
いろんなところで演劇活動を行う人たちが、集まった演劇集団。自由な発想と思いの表現を大切に、問いかける作品を目指す。
<作品紹介>
ある朝目を覚ますと、グレーゴル・ザムザは自身の姿が変わっていることに気付く。家族の目、世間の目の中で、グレーゴルは何を思うのか。
演出:MARCO
キャスト:具志堅葉介、西原尚輝
スタッフ:丸畑亜寿香
kuon-no52.1103kuro[at]ezweb.ne.jp