楽園王/東京
『生きてゐる小平次』
作品紹介
鈴木泉三郎は、大正時代に31歳という若さで亡くなった新歌舞伎の劇作家。「お岩」と並ぶ有名な幽霊である「小平次」を描いた本作『生きてゐる小平次』は、代表作にして絶筆に当たる。本公演は、ルーツをコンセプトに、この一作品を中心に様々な要素を上演に折り込みます。公演期間中の4日(日)14時と6日(火)14時には、泉三郎が影響を受けて『小平次』を書いたとされる谷崎潤一郎『お国と五平』も朗読劇にて発表の計画。
劇団紹介
楽園王は昨年30周年を迎えた東京の劇団。劇作家だった長堀博士の戯曲を上演するためにスタートしたが、利賀演出家演出コンクールに出場したことを契機として、古典戯曲や文学作品もレパートリーに加わる。コンクールには全部で8回と最多の出場をし、優秀演出家賞と奨励賞の2冠を達成したが、失格と言われたことも何回か。東京を中心に全国で公演を行う劇団。SPACでは過去に2度の招聘公演を行った。
原作/鈴木泉三郎
演出/長堀博士
出演 大畑麻衣子、小林なほこ、イトウエリ、しんばなつえ、他
料金 前売/予約2800円
当日3300円
学生割引-500円割引
スケジュール
12月1日(木)19時半
2日(金)19時半
3日(土)18時
4日(日)18時
5日(月)19時半
6日(火)18時
*4日(日)と6日(火)の14時に朗読の別企画あり。
予約、問い合わせ home@rakuenoh.com
街の星座 /東京
『ヘッダ・ガーブレル』
劇団紹介
街の星座(マチノセイザ)は 主宰豊川涼太を中心とする劇団。 2017年旗揚げ。 現在劇団員は計4名。 2019年、「銀河鉄道の夜」(原作:宮沢賢治)で日韓ツアーを敢行。 韓国・礼山、礼唐国際大学演劇祭 特別賞受賞。 丁寧な会話劇から身体性に溢れた作品まで幅広い作風で、音楽的でパーカッシブな演出を行う。
作品紹介
ガーブレル将軍の娘ヘッダは美しく魅力的でプライドが高い。 夫テスマンとの新婚旅行から帰ってきた彼女の前に、 テスマンの仕事のライバルであったレェーヴボルクが現れる。 ヘッダという存在は現代の私たちとどう重なり合うのか。 1891年のリアリズム演劇の傑作に、偶発性に富んだ音楽的なアプローチで挑む。
上演日時
11/23(水)20時
11/24(木)20時
11/25(金)14時/19時
11/26(土)14時/19時
11/27(日)13時/17時
作:ヘンリック・イプセン
構成・演出:豊川涼太
出演 荻原美彩(株式会社Claudia) 松内慶乃(コーラルアイランド) 小河タイラ 藤屋安実(藤一色) 久保圭一 北原久美子 青木友菜(名前はない劇団/演劇ユニットラナンキュラス)
時
https://machinoseiza.wixsite.com/machiza
料金/前売り・当日 3000円
チケット予約のアドレス/machinoseiza@gmail.com
ほしぷろ 福島/東京
『高瀬舟 -3 side stories-』
劇団紹介
俳優・星善之が主宰の創作ソロユニット。創作の中心を演劇に据えた表現活動を行う。幅広い年代に楽しんでもらうべく、小説などを題材として取り扱い、自身の経験や社会の情勢を反映させ、作品を再構成し上演するスタイルを取る。過去の上演作品は「よだかの星」「高瀬舟」「虔十公園林」などがある。 創作の他に、他のアーティストや俳優の上演プロデュースも行う。 第12回せんがわ劇場演劇コンクールにて「演出賞」(星善之)を受賞。
作品紹介
森鴎外の「高瀬舟」を「弟」「喜助」「庄兵衛」3人の視点で描いた「3つの高瀬舟」を星善之の一人芝居とパフォーマンスで上演。 生死の選択、富みとは何か、答えの出ない押し問答を、パフォーマンスの中に押し固め、舞台の上で爆発させていく。
原作 森鴎外「高瀬舟」
構成・演出 星善之
出演 星善之
上演日時
2022年12月15日(木) 公開通し 弟17:00 / 喜18:30 / 庄20:00
2022年12月16日(金) 公開ゲネプロ 弟17:00 / 喜18:30 / 庄20:00
2022年12月17日(土) 弟11:00 / 喜12:30 / 庄14:00 弟16:00 / 喜17:30 / 庄19:00 20:00〜 アフタートーク&ディスカッション(40分程度)
2022年12月18日(日) 弟11:00 / 喜12:30 / 庄14:00 15:00〜 アフタートーク&ディスカッション(40分程度)
受付・開場は開演15分前
チケット料金
公開通し 1500円
公開ゲネプロ 2000円
一演目券 2500円
3side stories 券 6000円
学生券 1000円
ほしぷろ応援券(一演目券) 3500円
BARACKE/京都
タイトル:『紙風船 - Foley mix -』
作品紹介
BARACKEの『紙風船』(2013年上演)が、約10年振りに京都で堂々の再演!!! これまで、よこたたかおが培ってきた演技法(間接話法、分割話法)を発展させながら、マイク・パフォーマンス、サウンド・エフェクト技術(フォーリー・アート)を駆使して、〈音〉で魅せる演劇作品です。 劇言語の構造を、言葉に加えて音から捉えなおし、戯曲の中に描かれた「音」の歴史を掘り起こしていきます。
劇団紹介
「創作」「研究」「助成」の三本柱を持ち、年間の活動を展開しています。 『イグレーヌ・バリエーション』(2021)の創作及び新作の準備、助成事業として演技の研究者に対して年間10万円の経費補助を支給し、2020年からは「フランス語戯曲を読む会in京都」を実施しています。 バラックは、舞台芸術に関わるあらゆる研究と実践を求める全ての芸術家に開かれています。その度毎に立ち上げては壊す。それがバラックです。
原作:岸田國士
演出:よこたたかお
音楽:中堀徹
出演:佐々木舞、渡辺健一郎、佐井優臣
上演日程
1月8日(日)14時
チケット:3,000円(前売)/3,500円(当日)
チケットは、下記よりお申し込みいただけます。
特設サイト https://baracke.official.ec/
*クレジットカード支払い
メール受付 baracke.jp [at] gmail.com
*メール本文に「ご予約者名」「人数」「連絡先」をご記入の上、ご連絡ください。なおメール受付は、当日会場にて料金をお支払いください(現金のみ)。
★トーク企画ラクー=ラバルト&ジャン・リュック・ナンシー『セーヌ』注釈」
俳優・渡辺健一郎(「演劇教育の時代」で第65回群像新人評論賞を受賞)と、演出家・よこたたかおによるトーク企画。 この数年来、関西で活躍する二人が、ラクー=ラバルト等の哲学を参照しつつ、演劇について語ります。 トーク終了後は、懇親会あり。どうぞお気軽にご参加ください。 登壇者:渡辺健一郎、よこたたかお他
【日時】2023年1月8日(月)15:00-
トークは60分程度を予定。その後懇親会を予定しております、奮ってご参加ください。
【参加費】1,000円
※同日14時上演『紙風船』を御覧いただいた方は、無料でトークを観覧いただけます。
劇団seizereve/韓国
『室内』
作品紹介
街で殺人事件が発生した。女子高生が何者かに殺され、死体となって発見されたのだ。学級委員長のもと刑事たちは、女子高生の親にその事実を伝えに行く。しかし、その事実を伝えることができず、幸せそうで余裕のある家庭の様子を見て、生と死に関する様々な話を披露する。しかし、記者たちが事件を嗅ぎつけ、学級委員長が女子高生の親に届ける。そして、やがて両親の家は記者からの質問でいっぱいになり始める。
劇団紹介
Seizeはフランスで人気のビール。Reveはフランス語で夢。疲れた一日の後に、普通の人々が集まるビール、自分の人生を語る時間、そして夢を見る時間。その夢のおかげで、矛盾に満ちた世界で生きる力を得る。その夢を一緒に作るのは劇団seizereveです。 代表作に2017年、ミリャン夏の舞台芸術フェスティバル「豆腐の心」2017年、ダブルドラマフェスティバル「オセロの食卓」2018年、サンウリム古典劇場のオープニング作品「カタツムリの夢」
原作/モーリス・メーテルリンク
脚色・演出/オ・ソンテク
出演/チェ・ウソン、チェ・ホンジュン、イム・ジニョ、キム・ユナ
http://www.facebook.com/seizereve
上演日程
12月21日(水)20時★
12月22日(木)15時
上演時間約50分
★の回、アフタートークあり
日本語字幕あり
料金3000円
学生2000円
チケット予約/yoyaku@subterranean.jp
東新大学校/韓国
『かもめ』
作品紹介
「かもめ」は、若い芸術家たちの苦悩と既成の芸術家たちのマナリズムに対する批判を男女、家族間の愛の葛藤で盛り込んだ作品です。劇中の人物であるコスチャも新しい形式を試してみようとしますが、結局失敗をすることになります。私たちはその点を新たに利用して、これまでとは違う「かもめ」を試みます。古典がいつでもその時代にとどまらない方法。私たちは未来の世代です。古典の魅力を私たちの世代の魅力で十分に作ることができると思います。
劇団紹介
東新大学校ミュージカル実用音楽学科は、演技、ボーカル、ダンス、楽器、照明、音響などの多様な専攻が集まった学科です。 演技者に必要なスタニスラフスキーメソッドに基づいて訓練しています。
原作/アントン・チェーホフ
演出/ムン・チャンジュ
出演/ファン・ソンイン
ハーナン
カン・ビョンウク
チョ・ジョンフン
キム・ヘウォン
カンミンソク
チャアリン
パク・スンジン
チョン・インホ
ユ・ジヒ
ユ・ミギョン
上演日程
1月14日(土)19時★
1月15日(日)15時
★の回、アフタートークあり
日本語字幕あり
上演時間/90分予定
料金/3000円
学生/2000円
チケット予約/yoyaku@subterranean.jp
イェギシアター/韓国
『変身』
作品紹介
もし、選択の瞬間が来たらどうするか? 家族の絆という状況があり、私を産み育てる代わりに自分を犠牲にしなければならないとしたら、それは自然なことなのでしょうか。さらに、自分が働く職場で、自分が住む地域で。主観的であること、客観的であることなど、その複雑さに毎回考えさせられるのです。メディアで問題になった事例を見ると、物事は人を変容させるものだといつも感じます。 この仕事は重くなりすぎず、少し気持ちよく解決していく。過程と結末はどうなるのか。あなたなら、どんな選択をしますか?
あらすじ
俳優のグレゴールは家族の幸せのために一生懸命働き、お金を稼ぐ。 しかし、彼の父親の会社は倒産して久しいし、母親はいつも虚栄に満ちており、一人だけの妹は自分の才能を過大評価し、何もしない。
そんなある日。
いつものように母親はグレゴールを出勤させるために起こすが、グレゴールはどこか体がおかしい。 妹のグレテも、父もグレゴールを起こす。 グレゴールは体を引っ張ってやっとドアを開けた。家族はグレゴールを見て慌てた。全身が毛で覆われていた。 その瞬間、グレゴールを迎えにマネージャーが訪ねてくる。 家族はグレゴールを部屋の中に押し込んだまま、マネージャーに彼の体調が良くないので、数日休まなければならないと言い張る。
家政婦はグレゴールの新しい姿にひどく不快だ。
家族の叱咤にグレゴールの部屋を掃除し、食べ物を持ってきてくれるが、グレゴールは食べ物をとても噛んで飲み込むことができない。 家族は生活費、投資金、塾費などお金が心配でグレゴールの動きを見守っているが、グレゴールは依然として毛で覆われている。 家政婦は依然として食べ物を食べていないグレゴールを見て、傷んだ食べ物を持ってくる。 グレゴールは腐った食べ物を見るとがつがつ食べる。 グレゴールはますますこの状況に適応している。
もうベッドが不便だ。 床の隅に移り眠るグレゴール 彼を見て家政婦は部屋の中を満たしていた家具を移す。 驚いたグレゴールが飛び出すと、家族は驚いて彼を警戒する。
グレゴールが本来の姿に戻る気配を見せなかったため、家族は金儲けの工夫を始める。 ちょうどマネージャーが訪ねてきて、グレーテがバイオリンを弾けると演奏を始めるが、音が奇怪だ。 しかし、父親と母親は満足げに踊り、部屋の中にいたグレゴールも妹の演奏に誘われて外に出る。 彼を発見したマネージャーは悲鳴を上げて逃げ出し、金を稼ぐ機会を台無しにしたことに怒った家族はグレゴールを踏みにじる。 驚いた家政婦がグレゴールを調べるが、すでに動きがない。 家族は神様に感謝し、他の場所で自分たちの人生を始めるために旅に出る。
グレゴール、まもなく目が覚める。
劇団紹介
演劇は物語であり、演劇人は語り手である。 三々五々集まって交わす話の中には感動もあり教訓もあり面白さもある。 この話を通じて私たちの情緒は多様化し豊かになる。 この多様化し豊かになった情緒は、結局世界を美しくする。 イェギシアターカンパニーはこのような仕事をする人々が集まった団体だ。
原作/フランツ・カフカ
翻案・演出/Lakia
舞台美術/イ・デヨン
照明・音響/イ・ゲヨン
舞台監督/イ・ヨンス
企画/キム・イェギ、チェ・へジュ
芸術監督/キム・イェギ
出演/チョン・ジュヨン、イ・スンホン、カン・スギョン、イ・ジェチョル、チョ・へウォン
上演日程
12月24日(土)19時★
12月25日(日)15時
上演時間約50分
★の回、アフタートークあり
あらすじ字幕あり
料金/3000円
学生/2000円
チケット予約/yoyaku@subterrranean.jp